虹色の自分
何で理系か文系か、イエベかブルベかで分類されなきゃいけないの?
必ず分けられなきゃいけないわけじゃないかもしれないけど、私の学校では少なくとも文系か理系かで分けられる。
そりゃあ、共通テストの科目とか職業のために文理分けた方が効率いいのはわかってる。
でも私は国語の繊細な表現に魅了されるし、数学の解が出てきた時の快感が好きだし、日常に隠れてる当たり前を解明できる化学とか物理も好き。そして正解のない音楽にたくさん救われてきた。
ありがたいことに私は突出して苦手科目がないから、文理選択にすごく悩んだ。
そして何とかして、「職業の幅が広がるから」っていう理由で理系にした。
そして今、学校からは職業の志望書の提出が迫られている。
突出して苦手なこともないし、突出して好きなこともない私にはすごく難しい。
なんとかなるとは思っていても私は「何かの型」にはめられる感覚がすごく窮屈に感じる。
パーソナルカラー診断をしてもサイトによってイエベ春にもなるしブルベ冬にもなるしたまにブルベ夏にもなる。
骨格診断をしてもウェーブとストレートとナチュラルの割合が4:4:2くらいの結果になる。
そして、理系思考か文系思考かの診断をしても「文系寄りの理系」が出てくる。
何にもはまらない私。
でもよく言えば何にでもなれる私。
みんなの気持ちがわかる方だから喧嘩の仲裁になったことも何回もある。
そうやって何色でもない、虹色の私を受け止めたい。
具体的にどうするとかはわからないけれど、分別されなきゃいけないような空気に負けたくない。
この世界は、白と黒だけじゃない。
(アンミカが白は400色あんねん黒は300色あんねんって言ってたこと思い出した笑)